【アートな子育て術 9】『教育移住。インターナショナルスクール(東京)からサドベリースクール(札幌)へ』 浅間 明日美 流 子育て術。

こんにちは。現代アーティストのLimoです。

【アートな子育て術】
第9弾は刺繍作家 浅間 明日美さんにインタビューさせていただきました。

浅間さんは刺繍作家の活動をしながら、現在、小学校5年生の娘さんを育てています。

東京のインターナショナルスクールから北海道のサドベリーへ転校。
先進的な学校選びをされています。

ビジネスにおいても、アート思考が大切だと言われている昨今。

先が読めない時代、今までのレールにのった教育ではなく、そのこどもに適した学びをどんな風に見つけて、実践していくのか?

『アーティストの子育てが参考になる』
とのご意見いただき、

いろいろなアート関係者やクリエイターの方にインタビューをして、この子育て術ブログにまとめています。

今回は浅間 明日美さんをご紹介しながら、子育て術をお伝えします。

子育てで気をつけていること

健康な体と自分のことが好きを大切にして、子育てをしています。

 

✔︎バランスの取れた食事、良質な睡眠

衣食住の環境を整えるのが親の役目だと思っています。

 

✔︎『あなたがいるだけで価値がある』

自己肯定感が高くなるように、

親の自分もそんな意識になるように、娘と接するときは配慮しています。

 

お子さんについて

浅間さんは小学5年生( 10歳)の娘さんを育てています。

 

Limo
どんなお子さんですか?

すごくしっかり者の娘です。
学級委員長など、まとめ役をしています。

教えてもいないのに、靴をしっかり並べるような娘です。

学校選び

保育園はモンテッソーリ教育を推奨しているところに通いました。

布オムツを使ったり、自然育児をしていましたが、親の負担が大きかったですね。

 

公立小学校に通わせることに抵抗があり、

小学校3年生までは、東京のインターナショナルスクールへ。

小学校4年生からは札幌のサドベリースクールに通っています。

 

東京のインターナショナルスクール

親が英語を喋れなくても入学できる四谷インターナショナルスクールに入学しました。

自由な校風。

英語での授業。

ハーフの生徒さんが多い。

クラスの生徒は10人くらい。

PTAがない。(これは親にとって)

など、日本の公立小学校にはない魅力がありました。

 

しかし、学費が高い。(年間130万円くらい)

イベントに芸能人を呼んだり、パリピっぽい雰囲気がありました。

学びや英語教育のために、予算を使って欲しいという気持ちがありました。

 

一回見直そうと調べていると、サドベリースクールのことを知り、興味を持ち始めました。

 

札幌のサドベリースクール

『このままインターナショナルスクールでいいのか?』

疑問を持ち、調べていると、

日本の教育に組み込まれていないリベラルアーツや地政学などの学問を知りました。

それと同じくらいの時期に、サドベリースクールのことも知りました。

サドベリー教育とは、

1960年代にアメリカで生まれたサドベリー・バレー・スクールの教育理念を指しています。
その理念を受け継ぐ学校はサドベリースクールと呼ばれ、「学びたいと感じれば自ら学ぶ」という考えのもと、一般的な学校とは大きく異なる子どもの個性や自主性をとことん重視した学びの場を提供しています。サドベリースクールでは、授業や時間割、テストをはじめ、学年やクラスという概念もないのが一般的で、さまざまな年齢の子どもたちが一緒に過ごしています。決められたカリキュラムではなく、それぞれに興味を持ったことをして自由に過ごすのも大きな特徴です。

 

『退屈の海に漬け込む』サドベリー教育は斬新だと感じ、

これは良いと感じました。

娘と一緒に東京と札幌のサドベリースクールの見学。

娘は札幌のサドベリースクールを気に入りました。

 

東京のサドベリーはインターナショナルスクールの学費とあまり変わりません。

しかし、札幌のサドベリーは 3分の1程度。

この学費の安さも魅力的でした。

 

また、

手作り味噌やアレルギー対応の手作りおやつなど食事をとても大切にしていること

代表がコーチングやホメオパシーに精通していること

なども決め手でした。

 

ずっと東京で暮らすことに疑問もあったので、

家族で相談した結果、北海道に移住することにしました。

 

サドベリースクールでは、一切、決められたカリキュラムはありません。

場合によっては、読み書きすらできない人になる可能性もあると、説明されました。

 

娘は3年生までインターでの教育。

そして右脳教育などもやっていたおかげで、学力はかなり高い方でした。

しかし、サドベリースクールに1年間通った今、平均的な公立の5年生の学力より劣っていると感じます。

これは最初に伝えられたことでもあり、想定内でしたが、 やはり親としては少し若干の不安は感じました。
ですが、
相手の意見を尊重しながら、自分の意見をしっかり伝える力。
みんなにとってベストな方法を話し合うコミュニケーション力。
などが身についています。
また、パンを作って販売。
その売り上げをみんなに分配するなど、経営者マインドを学んだりと、
普通の学校では体験できないことができています。
そのことを楽しんでいる娘を見て、やはりこの選択で良かったと思います。

 

『いかに娘の興味のある学びに導いてあげられるのか?』

基本的には、娘が健康で幸せなら良いとの方針です。

 

 

札幌サドベリースクールでの学び・注意点・学校生活については、別の記事で詳しくお伝えいたします。

習い事

今までの習い事は、

ピアノ

ヒップホップ

右脳教育

特に七田式教育をベースにした右脳教育『飛谷こども研究所』は興味深かったです。

札幌に移住する前までの年長さんから3年生まで、通いました。

動体視力

暗唱

速読

などをする習い事でした。

週1で月謝が1万6千円くらい。

娘は本を読むのもすごく早くなりましたし、いろんな面で理解が早いのを感じます。

英語教育

生まれてすぐにディズニーの英語システムを購入しました。

 

英語の音をかけたり、イベントに参加して、モチベーションを維持したりしていました。

小学1年生〜3年生まで、インターナショスクールにも通いました。

英語は理解しているようですが、親が期待するほど、英語を話せるレベルには至ってません。

 

ディズニーの英語システムだけで、英語をスラスラ話せるようになっている知り合いもいるので、個人差かもしれませんね。

 

ディズニーの英語システムは、正規で購入して、今はメルカリで売りました。

ゲーム・YouTube・スマートフォン

スマートフォンは小学1年生の頃、インターナショナルスクールに通うタイミングで持たせました。

小学5年生の今は娘用のiPadもあります。

ゲーム・YouTube・スマートフォンすべて、本人の自由にさせていました。

しかし、ゲームで夜更かし・早朝から起きてゲームなど、
生活リズムが崩れてきました。

 

今、母親の私の体がしんどいっていうのもあって、

娘に手伝って欲しいのですが、ゲームに夢中で助けてくれないんです。

これをうけて、

『人としてどうなのか?』

疑問になりました。

 

基本に立ち返る必要があると、家族で話し合いました。

 

『全部、自由ではなく、上手に制限も加えるべきなのかもしれない』

と、方針を改めているところです。

関連記事

こんにちは。 現代アーティストのLimoです。     Limo家の小学3年生の娘はデジタルが大好き。 親が何も言わなければ、1日中オンラインゲームをしてしまいます。   […]

 

 

娘の好きなゲームを知るために、日曜日には、親子揃って一緒にゲームをしたりしています。

 

また、本人の希望があって、YouTubeの発信は許可しています。

やはり今の時代発信は大切ですし、コメントをオフにするなど、対策してやらせる方針です。

 

お金の教育

『こどもがお金の心配しなくて良いのよ』

そうやって育てられてきました。

お金の教育を何も受けずにきました。

そして、大人になって、いくら頑張って働いても、いつまでたっても楽にならない。

 

娘にはこんな風になって欲しくないと考えています。

自分のできる範囲で、日々の生活の中で、お金の教育をしています。

 

例えば、

コンビニの時給が〇〇円。そうすると、月給が〇〇円。

食費、住宅費、保険、その他生活費を払うと残るお金はいくらなのか?

その残ったお金で幸せに暮らしていけるのか?

娘に考えさせます。

 

お金の使い方をコントロールできる貯金箱を使ったりもしています。

どんな大人になって欲しいか

自分のやりたいことを素直に行動できる大人になって欲しい。

正直、大人の境目はないのかなって感じています。

なので、実は今から始まってますね。

 

私は

『自分の欲求なのか?』

『親の欲求なのか?』

それすら、くもってしまって、苦しい人生を生きてきました。

なので、

心の感覚からいうと、自分よりも娘の方が大人です。

刺繍作家 浅間 明日美さんについて

浅間 明日美 asumi asama 
キャンバスを支持体にし、糸やラインストーン、ビーズ、スパンコールなどを使用し、絵を制作する。

 

 

Advertisements
最新情報をチェックしよう!