【手術室ナース日記 5】研修医の可哀想な現実 in オペ室

ヘアメイクで元手術室ナースのLimo(@Limopiece)です。

 

『手術室の看護師さんって、どんなお仕事なんだろう?』

『手術室の日常って?」

『手術室の裏側にも興味がある』

 

 

そんな方に向けて、

Limoが体験した手術室の日常や当たり前、そしてハプニングなどを綴っている

【手術室ナース日記 シリーズ】

 

今回は、

研修医の可哀想な現実 in オペ室

をお伝えしたいと思います。

✔︎ ベテラン看護師は研修医に対して、冷たい。
✔︎ 新米看護師は研修医に対して、健気。
✔︎ できる研修医は特別扱いされる。

それでは、詳しくお話ししていきます。

 

✔︎ そもそも麻酔科医と研修医の違いって?

手術室で麻酔業務に携わるドクターには2種類あります。

それが、麻酔科医と研修医です。

それぞれざっくり説明します。

 

麻酔科医とは、

麻酔科を志望して入局しているドクター。

スタッフの先生とも呼ばれていました。

手術室ナースよりも、麻酔業務に関して、知識も経験も豊富。

とても頼りにされている存在です。

 

しかし、医師国家資格に合格した後に、すぐには大学病院の麻酔科に入局をすることはできません。

 

その前に、2年間の研修医という制度があります。

 

研修医とは、

お医者さんのタマゴ的存在なのが、研修医です。

 

医学部生が医師国家資格に合格後、2年間の研修医期間があります。

 

研修医は自分が希望するいろんな科を2ヶ月〜3ヶ月交代で勤務します。

なので、研修医はローテーターとも呼ばれていました。

 

手術室の場合、麻酔科のローテーター(研修医)と一緒に働くことになります。

 

2ヶ月〜3ヶ月経つと、また違うローテーターが入れ替わり、立ち替わりします。

 

なので、やっと麻酔科の仕事を覚えたかな?ってところで、

他の科に行ってしまう存在です。

 

✔︎ ベテラン看護師は研修医に対して、冷たい。

お医者さんのタマゴ的な存在の研修医さんたち。

手術室では、術中の患者さんの麻酔・全身管理を看護師とともに任されています。

 

しかし、ベテラン看護師ほど、この研修医さんたちに対しての態度が酷い傾向にあります。

※もちろん全員ではありません。

 

とあるベテラン看護師の研修医に対する発言

『看護師の仕事を増やす足手まとい的存在』

『研修医の指示は信じてはならない』

『研修医に返事をする必要なんてない』

挙げたらキリがないですが、

基本路線は

使えない存在だから、酷い扱いをしても構わないってスタンス。

先輩ナースからしたら、研修医は同じ手術室スタッフとして、認めていないって感じでした。

 

もちろん、全てのベテラン看護師からの発言ではありませんが、

一部の看護師は研修医に対して、かなり攻撃的だと感じました。

 

✔︎ 新米看護師は研修医に対して、健気。

ベテラン看護師は高い確率で、研修医には冷たかったんですが、一方、新米看護師はどんな対応だったのでしょうか?

それが、ベテラン看護師と違って、新米看護師は研修医に対して、健気で優しいことが多いです。

 

Limoが務めていた手術室では、

基本的に

1年目〜3年目までのナースたちは、研修医に優しい対応している人が多かった印象です。

 

一緒に呑みに行くこともあったりして、

そこから恋愛に発展して、結婚する人もいました。

 

 

しかし、稀に先輩ナースに影響を受けて、

研修医に対して嫌な態度を示す新米看護師も存在していました。

 

6年間医学部で必死で勉強して、研修医になっているのに、

たかが看護師1〜2年目に、小馬鹿にされながら働くって、可哀想だなって感じてました。

 

人を小馬鹿にする一部の看護師の人間性の問題なのか?

もしくは、そんな風に人間の精神を歪めてしまう程、過酷な職場環境が問題なのか?

悩ましいですね。

 

 

✔︎ できる研修医の特別扱いされる。

基本的にお仕事ができないっていう理由で、邪険に扱われている可哀想な研修医さんたち。

しかし、たまに存在するんですよね。

仕事ができる研修医。

 

最初は冷たい態度でも、仕事ができると判断されると、途端に先輩看護師も協力的になります。

で、その噂はすぐに手術室の看護師内でまわります。

 

一緒に働いていて安心感があると、自然と好意も湧いてくるので、その研修医は外見がいまいちでも、モテていました。

 

そんな研修医は

『手術室の看護師って怖いって噂されてたけど、全然そんな事なかった』

とか発言していました。

 

手術室の看護師が怖いと感じている研修医の方へ

麻酔科のドクター並みに仕事ができるようなると、途端に看護師の態度は変わりますよ。

 

まとめ

【手術室ナース日記 5】研修医の可哀想な現実 in オペ室

✔︎ ベテラン看護師は研修医に対して、冷たい。
✔︎ 新米看護師は研修医に対して、健気。
✔︎ できる研修医は特別扱いされる。

 

 

Limoは手術室を2年で辞めてしまっているので、

ベテラン看護師の気持ちはわかりませんが、

今までの経験の中で、研修医の仕事ぶりに、愛想を尽かしているのかもしれませんね。

 

しかし、

過酷な職場はみんな一緒。
円滑なコミュニケーションを心がけて、スムーズにお仕事ができる環境って、みんなにとって大切ですよね。

 

結局、他人に対して、酷い対応すると、回り回って自分に返ってきます。

どんなにイライラしても、プラスのボールを投げ続けられるように心がけたいですよね。

 

 

注意:
この話は、Limoが何十年も前に看護師だった時の記憶を繋ぎ合わせたお話です。

記憶って、曖昧だとご理解していただき、楽しんでもらえたらと思っています。

Limo

 

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