【ヘアメイクの道6】おすすめのプリント・ポートフォリオ(作品集)の作り方 3選

こんにちは。

ヘアメイクで現代アーティストの Limoです。

 

✔︎ヘアメイクするのに、ポートフォリオ って必要なの?

✔︎ブックとウェブサイトどっちのポートフォリをを持つべきなの?

✔︎どうやってポートフォリオを作ればいいの?

 

こういった疑問に答えます。

 

✔︎ヘアメイクのポートフォリオ の必要性がわかります。

✔︎ブックとウェブサイトどっちのポートフォリオを持つべきなのか?が分かります。

✔︎ブック、ウェブサイトのポートフォリオの作り方がわかります。

 

この記事を書いている

Limoは、ハリウッド帰りのヘアメイクで、20年の経験があります。
プリントした写真でのブック・ウェブサイトの両方とものポートフォリオ 作りをした経験があります。

また、ヘアメイクさんへお仕事を発注している制作サイドの知り合いにもご意見伺って、まとめました。

 

こんなLimoが

『紙媒体でのポートフォリオの作り方』

について、解説していきます。

 

ウェブポートフォリオサイトの作り方はこちらの記事

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ポートフォリオとは、

業界によって、ポートフォリオって意味が違ってきますが、クリエイティブ業界でいう

ポートフォリオとは、

「作品集」です。

自分の職種における実績や力量を評価してもらうために作成する資料や作品です。

ブックとも表現したりします。

 

主に

プリントアウトして、紙媒体にしたポートフォリオ(通称ブック)や

Web上で作品を紹介するWebポートフォリオ(ポートフォリオサイト)

があります。

ブック(写真集)なのか?ウェブサイトなのか?

ずばり答えは

『どっちもあったほうが良い』

なのですが、どちらか一方だとしたら、断然、ウェブサイトです。

 

とはいえ、紙媒体でのポートフォリオ も場面によっては、威力を発揮してくれることがあります。

ウェブサイトを作った後に、余力があれば、是非、しっかりと写真プリントしたブックも作ってみてください。

 

紙媒体ポートフォリオの作り方

紙媒体のポートフォリオには、

✔︎ブック

✔︎ポストカード・コンポジット

✔︎フォトブック

などが種類があり、場面によって使い方はさまざまです。

その中でも、Limoが一番オススメするのはフォトブックです。

ひとつずつ解説します。

✔︎携帯に便利なフォトブック(Limoいち押し)

まだ、フォトブックを作品集にしているクリエイターさんは少ないですが、

プリントされたポートフォリオ でLimoの一押しはフォトブックです。

 

大きな昔ながらの写真集的ブックだと仰々しいし、持ち運びが不便。

そこで、登場するのかフォトブックの存在です。

 

フォトブックの必要な金額

大きさや印刷のクオリティ、頼む会社などでも料金は変わってきます。

LimoはVistaプリントでお願いしています。

大きさやページ数によって金額は変わってきますが、

Limoの場合、

1冊3800円~5000円くらいの予算で仕上げることができています。

 

フォトブックのデメリット

✔︎プリントしてしまうので、後から写真の配置を変えることができない。

✔︎ブックと比べると、クオリティが落ちる

✔︎数年ごとに新しく作り替えないと、作品が古くなる。

✔︎自分で配置・デザインなどを決めなくてはならない。
(自動的に配置やデザインを決めてくれる機能はありますが、ブックは写真の配置が命だったりするので、自分で納得るす配置とデザインにすることをおすすめします。)

 

Limoは2年に1回のペースでフォトブックを作り始めました。

デザインなどに少し時間がかかりますが、

ブックよりも携帯が断然しやすいですしよく持ち歩いて、たびたび使っています。

 

自分の作品を気楽に見てもらうことができるのが、フォトブックの最大の強みです。

 

※このフォトブックを何度か売って欲しいと頼まれたこともあります。
(現在のところ、フォトグラファーの許諾やモデルの肖像権の絡みで売ったことはありません)

 

フォトブックのメリット

✔︎ある程度の作品数を掲載できる。

✔︎持ち運びが楽。

✔︎気軽にみてもらえる。

懇親会やパーティでお知り合いになった方に、自分のウェブサイトを見てもらうのって、なかなかハードルが高かったりします。

そんなときにポストカードやフォトブックはかなり役に立ちます。

ポストカードだと情報量が少ないですが、フォトブックがあると、それをカバーしてくれます。

フォトブックを携帯しているヘアメイクさんはまだまだ少ないので、印象にも残りやすいです。

 

とてもオススメなポートフォリオです。

持ち運びを気にすると、あまり大きなサイズはおすすめできないのですが、

もし、A4よりも大きなサイズでフォトブックのポートフォリオ の制作がしたくなったら、

こちらの記事も参考になりました。

【ブログ記事一覧】フォトブック24社を実際に印刷して徹底比較!フォトブックマニア

目次ポートフォリオとは?ポートフォリオが使われる職種には以下のようなものがあります。ポートフォリオをフォトブックで作るメ…

✔︎昔ながらの王道スタイル『ブック』(写真集)

Limoがヘアメイクを始めた頃はまだ個人がウェブサイトを作るのが、

あまりメジャーではありませんでした。

 

なので、クリエイターたちは、自分の作品をまとめたブック(写真をプリントした作品集)を作る必要がありました。

 

✔︎ブックのおすすめサイズ

✔︎ブックの費用

✔︎ブックのデメリット

✔︎ブックのメリット

を解説していきます。

 

ブックのおすすめサイズ

ブックのサイズは自分の好みとプリントの大きさを考慮して決めます。

 

一般的にヘアメイクの場合、A4が主流だと聞いていましたが、

少し差をつけたかったので、それよりも大きいサイズのブックを一番最初に買ってみました。

アメリカで購入して、50ドル前後だった記憶です。

料金も手頃で、古い&あまり大切に扱わなかったので、ボロボロですね〜。

サイズは33センチ×24センチの写真が入ります。

 

現在は、Limoが関わった雑誌の切り抜きを入れています。

 

その後、Limoは大四つ切り(279 x 355mmの写真が入る)アルバムを

コスモインターナショナル

で購入しました。

※大四つ切りはフォトグラファーのブックの主流の大きさです。

こちら

サイズだけではなく、表紙の素材によって値段が変わってきます。

アルバムのサイズは

写真は大きな方が迫力があるので、ブックはフォトグラファーが主流で使っているサイズにしてみました。

オーダーなので、好きな自分の好きなカバーを選ぶことができて、好きな場所に名前を入れることができます。

確か全て込みで、6.5万円くらいしました。

Limoが気に入った表紙はアメリカ製。

一度、希望と違った場所に名前が入っていたので、やり直しなどをお願いしたので、

手元に届くまで、2ヶ月以上かかりました。

ブックに必要な金額

ブックに必要な金額はアルバム代だけではありません。

アルバム代

写真のプリント代

(+テストシュートの経費)

になります。

 

アルバムの価格は、先ほどお伝えした通りピンキリです。

ただ写真を入れるだけであれば、文房具店で売っているようなクリアーファイルでも構いません。

Limoも駆け出しの頃は、50ドルくらいのアルバムを購入しました。

 

しかし、ブックは自分のブランディングの一部になるので、

アルバムにもコストをかけた方が良いと言われています。

 

同じ写真でもアルバムが立派だと、格が上に感じますよね。

近所の商店の包み紙。

伊勢丹の包装。

同じ商品でも受ける印象は全く違います。

 

クリエイター用のオーダーアルバムは高価です。

Limoは約6万でアルバムをオーダーしました。

写真のプリントにも経費が必要です。

プリント屋さんにお願いした場合は、写真の大きさによって、値段は変わってきます。

大四つ切りの場合は、一般的な大きさではないので、なかなかプリントしてくれる会社が見つかりませんでした。

なので、

その作品を撮影したフォトグラファー にプリントをお願いした場合:

無料~2000円(1枚)

でした。

 

Limoの場合、プリント代を請求してくるフォトグラファーは少なかったのですが、

なんだかんだで、アルバムとプリント代で10万円以上はかかっていますね。

(これにブックの内容を充実させるために、+テストシュートの経費もかかっています。)

 

ヘアメイクさんによっては、

ブックとテストシュートの経費を全部合わせると100万以上かかっているって話している人もいました。

 

こうやってブック制作のために、費用をかけましたが、

時代はウェブサイトのポートフォリオ に流れていって、今やほとんどブックを使っていません。

 

何かの時のために、保管してあるって状況になってしまっています。

 

まぁ、時代の移り変わりの最中だったんで仕方がないですね。

ブックのデメリット

✔︎作るのに、なかなかお金と手間がかかる。

✔︎写真をプリントするのに、毎回経費がかかる

✔︎大きいので運ぶのが大変

✔︎気軽に見せることできない

✔︎ここ最近、ブックをわざわざ確認するクライアントがほとんどいない。

ブックのメリット

✔︎クオリティが担保できる。

✔︎迫力が一番ある、写真好きにはたまらない。

✔︎写真の差し替えが簡単にできる。

 

ブックは質を担保できること

ブックを持参するクライアントによって中身の写真を変更できるのが、最大の強みです。

 

なので、

あえてブックのみにしている知り合いのクリエイターもいます。

その理由は、

①ウェブサイトだと作品のインパクトがブックに比べて、どうしても下がってしまう。

②ウェブサイトが主流の今、あえて、ブックだけにしてクライアントに印象をつける。

③ブックを届けに行ったときに、クライアントと会えるチャンスが生まれる。

以上のような戦略のもとに、

あえてウェブサイトのポートフォリオ を作らないと話していました。

 

彼は既に売れている大御所系のクリエイターです。

彼の場合、ブックのみで仕事を取ってきたので、ブックの良さはウェブポートフォリオサイト では不十分との感覚なのかもしれませんね。

そのくらい力のあるブックを作れていて、仕事も豊富にある状態であれば、今更、日本においてウェブポートフォリオ は不必要かもしれません。

 

しかし、今から本格的に活動を開始する場合・日本以外でも活動したい場合は、

ブックよりもウェブポートフォリオ の方がおすすめです。

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✔︎相手に渡すことができるポストカード・コンポジット

掲載できる作品数がかなり絞られてしまいますが、手軽に相手に渡すことができるポストカード的なポートフォリオ も便利な場面があります。

ただし、あくまでもウェブサイトやブックの補助的なツールです。

ポストカードに必要な金額

紙の質や部数・印刷会社によって価格は大きく変わります。

Limoはいつも

印刷の通販グラフィック

にお世話になっています。

 

選ぶ紙によりますが、

毎回300枚で5000円以下の予算で作ることができています。

ポストカードのデメリット

✔︎数点しか作品を掲載できない

✔︎捨てられる可能性が高い。

✔︎数年ごとに作り直したくなる。

ポストカードのメリット

✔︎気軽に渡せる。

✔︎名刺がわりにもなる。

 

ポストカード は既にブックやウェブサイトがある人が、

場面によって補助的に使えると効果がありますね。

まとめ

紙媒体でのポートフォリオの作り方

✔︎ブック

✔︎ポストカード・コンポジット

✔︎フォトブック

 

今の時代、まずはウェブでのポートフォリオ を作ることをお勧めしますが、

その次にはフォトブックが良いと思います。

費用3500円〜5000円くらいかかりますが、それ以上の働きをしてくれます。

 

このほかにもカレンダーを作ったり、カタログを作ったりしてもいいですね。

 

コツコツ作品を貯めるのは、骨が折れます。

しかし、しっかりとアーカイブ作品を分かりやすい形で、誰かの伝えていくと自然とお仕事につながっていきます。

めんどくさがらずに、ひとつひとつやっていきましょう。

そして、クリエイティヴを楽しみながら、生きていきましょう。

 

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この記事がどなたかのお役に立てたら、嬉しいです。

Limo

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