ヘアメイクで現代アーティストのLimo(@Limopiece)です。
✔︎ヘアメイクするのに、ポートフォリオ って必要なの?
✔︎ブックとウェブサイトどっちのポートフォリをを持つべきなの?
✔︎どうやってポートフォリオを作ればいいの?
こういった疑問に答えます。
✔︎ヘアメイクのポートフォリオ の必要性がわかります。
✔︎ブックとウェブサイトどっちのポートフォリオを持つべきなのか?が分かります。
✔︎ブック、ウェブサイトのポートフォリオの作り方がわかります。
この記事を書いている
Limoは、ハリウッド帰りのヘアメイクで、20年の経験があります。
プリントした写真でのブック・ウェブサイトの両方とものポートフォリオ 作りをした経験があります。
また、ヘアメイクさんへお仕事を発注している制作サイドの知り合いにもご意見伺って、まとめました。
こんなLimoが
今回は『ポートフォリオ が絶対必要な5つの理由』
について、解説していきます。
ポートフォリオとは、
業界によって、ポートフォリオって意味が違ってきますが、クリエイティブ業界でいう
ポートフォリオとは、
「作品集」です。
自分の職種における実績や力量を評価してもらうために作成する資料や作品です。
ブックとも表現したりします。
主に
プリントアウトして、紙媒体にしたポートフォリオ(通称ブック)や
Web上で作品を紹介するWebポートフォリオ(ポートフォリオサイト)
があります。
昔はプリントアウトしたブックが主流でしたが、今は断然、ウェブサイトをお勧めします。
なぜなら、ここ10年以上、Limoはブックを持参して欲しいと言われた案件がないからです。
その代わりに、ウェブサイトは毎回確認されています。
『ポートフォリオ は絶対必要な5つの理由』
日本の場合、ヘアメイクの仕事の依頼は紹介が根強いです。
なので、ポートフォリオ なしでお仕事をしているヘアメイクさんもいます。
しかし、ここ数年は徐々に変化してきたように感じます。
例え紹介だとしても、高い確率でウェブポートフォリオ を持っているのか?確認されます。
ポートフォリオがなくても仕事はできますが、
ポートフォリオ がない時点で、何かしらチャンスを逃しているのを忘れないで欲しいです。
撮影系のヘアメイクとして活動していくのであれば、必ずポートフォリオ は自分の活動を助けてくれます。
①どんなヘアメイクさんなのか?分からない。
ポートフォリオ がないと、
『どんなヘアメイクを得意として、今までどんなヘアメイクをしてきたのか?』
それが客観的にわかりません。
このヘアメイクさんにお仕事を頼んで大丈夫なのか?
クライアントは不安になります。
実際、ポートフォリオ がなくても、紹介があれば、ヘアメイクのお仕事をすることはできます。
しかし、
ここ最近はポートフォリオ を確認しないで、
お仕事の発注をするクライアントが少なくなってきています。
とあるフォトグラファーさんから広告のお仕事を頂いた時の話です。
その企画にフォトグラファーは5人のヘアメイクを候補に上げたそうです。
その中でウェブサイトのポートフォリオ を持っていたヘアメイクは2人。
アートディレクターは2人のウェブサイトを確認して、
そのうちのひとりであるLimoを選んでくれたそうです。
他の3人のメイクさんは、ウェブサイトを持っていなかったその時点で、お仕事をもらう権利を失っています。
せっかく紹介されても、どんなヘアメイクをするのか?
客観的に確認することができないと、
お仕事を頼まれる確率が下がります。
②紹介がしにくくなる。
せっかく質の高いヘアメイクの技術を持っていて、
人柄も最高だったとしても、
ポートフォリオがなければ、
誰かに紹介するときに、大変、手間がかかります。
先ほどの話と同じことです。
せっかく紹介しても、今までのヘアメイクの作品が確認できなければ、選ばれる可能性はとても低くなります。
それが分かるので、誰かに紹介したくても、紹介できないことになります。
とあるスタイリストさんの話ですが、
よく一緒にお仕事をしているフォトグラファーさんから
『ちゃんとウェブで、ポートフォリオ を作って欲しい』
と頼まれたそうです。
そのフォトグラファーは何度も一緒に撮影しているので、そのスタイリストさんのスキルなど分かっています。
しかし、初めてのクライアントさんに紹介しやすくするために、ポートフォリオが必要とのこと。
また、Limoも自分で引き受けることができない案件があるときに、
他のヘアメイクさんをご紹介することがよくあります。
しかし、そのときにポートフォリオ がないと、とても紹介しにくいんです。
フリーランスにとって、紹介は何よりも大切です。
誰かが自分を紹介しやすくするためにも、ポートフォリオ は必須です。
③マイナスなイメージになる。
売れているヘアメイクさんでポートフォリオ がない人って、滅多にお会いしません。
逆に若手でまだお仕事をあまり請け負っていないヘアメイクさんはポートフォリオ がなかったりします。
結局、ポートフォリオがないと、後者のレベル(駆け出し・意識が低い)のヘアメイクだとイメージされます。
とある、アートディレクターが話していました。
『今の時代、ポートフォリオ サイトがないヘアメイクさんって意識が低いと感じるんですよね。
意識の低い方に、お仕事頼もうとは思いません』
いろんな考えのアートディレクターさんがいるので、なんとも言えませんが、
ポートフォリオ を持っていないと、知らないところでチャンスを逃している可能性は明らかです。
たまに大御所すぎて、
時代的にポートフォリオ なくても人のつながりだけでお仕事されているヘアメイクさんもいらっしゃるので、
一概にはいえませんが、確実に時代は変わりつつあります。
今から撮影系のヘアメイクを目指すのであれば、ポートフォリオ は必須だと、Limoはヒシヒシと感じています。
④自分の方向性を確認できる
ポートフォリオ って基本的にはクライアントさん向けに作りますが、実は自分の振り返りにもなります。
過去の自分の作品がこれからの自分の方向性を指し示してくれる時があります。
また、自分の足りなかったスキルなどもわかります。
自分自身の作品のアーカイブをしっかりと整理整頓すると、
自分の強み・弱みを客観的に見えてきます。
⑤問い合わせがくる
これはウェブポートフォリオの場合のみですが、ウェブ経由でお仕事の発注が来たりもします。
日本は紹介文化が強かったりするので、件数としては少ないですが、
ウェブに掲載した作品を気に入って、問い合わせがくるのはとても嬉しいことです。
これからどんどんネットで検索して、ヘアメイクさんを探す時代になってくるのが予想されます。
その時ウェブのポートフォリオ が自分の代わりに営業してくれれば、時間の節約にもなります。
まとめ
『ポートフォリオ は絶対必要な5つの理由』
①どんなヘアメイクさんなのか?分からない。
②紹介ができない。
③マイナスなイメージになる。
④自分の方向性を確認できる。
⑤問い合わせがくる
でした。
実はLimoのまわりでポートフォリオ がなくても、ヘアメイクとして仕事をしている人を何人も知っています。
しかし、
早くからポートフォリオ をしっかり作り込んでいたヘアメイクさんと、
ポートフォリオを作らずにいるヘアメイクさんとでは、
その後のお仕事の幅とチャンスが全く違います。
確かにポートフォリオ を作るには、時間も予算も手間もかかります。
ポートフォリオ を作ったからといって、仕事がくるとも限りません。
なので、どんどんポートフォリオ 作りが後回しになってしまう気持ちも分かります。
しかし、いまいちど、振り返ってください。
あなたはどんなヘアメイクさんに憧れて、この世界に入ってきましたか?
しっかりとヘアメイクアーティストとして、自分をブランディングしたいですか?
それとも、
メイドさんとあまり変わらないような請負仕事ばかりのヘアメイクに憧れましたか?
しっかりと振り返って、自分が思い描いていたヘアメイクさんの道に進んでください。
決めるのも、行動するのも自分以外いません。
ポートフォリオ を作るなら、理想は紙とウェブ両方持っていることですが、
今からであれば、まずは断然ウェブをお勧めします。
その理由とウェブポートフォリオ の作り方などは別の記事にまとめました。
この記事がどなたかのお役に立てたら、嬉しいです。
Limo
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