【アーティストの道1】美大も行っていない無名作家の作品の売り方 5選

【アーティストの道1】無名な作家の作品の売り方5選

無名作家だから作品が全然売れない
美大卒じゃないとアート作品は売れないの?
どうしたら作品が売れるのか?

こういった悩みに答えます。

この記事では、

美大卒でない無名作家の作品の売り方が分かります。

 

この記事を書いているLimoは美大を卒業していないのに、

現代アーティストの活動を始めて、

ざっくり約1年半で50作品くらい作って、35作品ほどお嫁入りを果たしました。

 

Limoが実際にした具体的な方法は、

✔︎作品を持ち歩く。

✔︎ブース型のアートコンペに出展する。

✔︎値段を安めに設定する。

✔︎ギャラリーの取り扱い作家になる。

✔︎作品が売れているように演出する。

具体的に詳しく説明します。

 

✔︎作品を持ち歩く。

Limoが試作の作品を3つ作った時点でやった最初のことが

『作品を持ち歩いて、いろんな人にみてもらう』

です。

 

作品を作ったら、小さめの作品を日頃持ち歩いて、実際に見てもらいましょう。

その時、

観た人の反応

幾らくらいに見えるのか?

買いたいと思うか?

その他アドバイス

などなど、

リサーチすることをお勧めします。

自分では分からなかった改善点が見えてきます。

 

そして、イベント・パーティ・呑み会など、はじめて出会う人達にどんどん自分の実際の作品を見てもらいましょう。

Limoの場合は、そこから販売に繋がったケースが実際にあります。

 

アクセサリー作家さんの場合は、自分が自分の作品を身につけるのが最も効果的です。

Limoも作品の一部をピアスにして、外出の際は必ず身につけています。

 

作品を持ち歩く、身につけるは、

自分で無料でできる最もお手軽なプロモーション方法で、販売につながります。

 

✔︎ブース型のアートコンペに出展する。

ブース型のアートコンペに出展して、

作品をより多くの人やギャラリー関係者・審査員に見てもらいましょう。

オススメ東京・大阪など大都市圏のアートコンペです。

 

出展料だけで5万円〜10万円くらいは費用がかかりますが、

集客を事務局がやってくれる。

というのが、最大のメリットです。

 

数日間で一気に多くの人に自分の作品を観てもらえて、

作品の評価も分かるので、とても効率が良いです。

 

 

アートコンペでギャラリー関係者の目に留まれば、自分の作品を取り扱ってくれる可能性があります。

またコンペで賞をいただけると、次の展示が無料になったりなど、一気に活動の場が広がります。

 

Limoが出展したことのあるブース型のアートコンペは

Independent Tokyo(浅草→竹芝)

SICF(表参道)

UNKNOWN ASIA(大阪)

です。

 

どのアートコンペでもご縁を頂き、活動が広がりました。

ひとつずつ解説します。

Independent Tokyo

LimoはIndependent Tokyo 2019に出展しました。

2019年は浅草橋ヒューリックホールで行われましたが、

今年2020年は会場が変わり、竹芝の東京ポートシティ竹芝 2F東京都立産業貿易センター浜松町館になってます。

 

Independent Tokyoの特徴は

✔︎先着順で、審査がない。誰でもトライできる。

✔︎出展料が安め

✔︎タグボートの取り扱い作家になれる可能性がある

✔︎賞を取ると海外展示ができる。

ところかと感じます。

2019年では選べれた数名のアーティストがNYで展示している実績があります。

 

今年、2020年のIndependent Tokyo

はただいま出展者を募集中(9月30日締め切り)です。

そのアートコンペからタグボートの取り扱い作家になる方は多いので、

タグボートの取り扱いになりたいと感じているアーティストの皆様には、とてもおすすめなアートコンペです。

Independent Tokyo 2020 / Independent Tokyo 2020オフィシャルサイト

Independent Tokyo 2020 オフィシャルサイト…

 

SICF

LimoはSICF19に入選して展示をしました。

今年のSICF21(第21回 スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)は9月19日から始まります。

入場料が500円。

来年展示する参考として、今年下見をするのが良いかもしれません。

 

SICFの特徴

✔︎審査がある。

✔︎出展料がお安め。

✔︎表参道。場所が良い。

✔︎お客さんが若めでお洒落。

✔︎絵画だけではなく、いろんな形態の作品が多め

✔︎賞を取ると、来年SICFで無料で展示ができる

なところでしょうか。

SICF

SICFは、アート、デザイン、プロダクト、ファッション、映像、音楽など様々なジャンルの若手クリエイターを紹介する公募展形…

Limoは2017年のUNKNOWN ASIAに入選して、展示しました。

今年のUNKNOWN ASIAはコロナ ウィルスの影響で延期になっていますね。

UNKNOWN ASIAの特徴

✔︎大阪方面での大規模なアートコンペ

✔︎審査あり

✔︎出展料お高め

✔︎審査員の数が多いので、何かしらの賞が取りやすい

✔︎企業案件につながるケースがある

 

そんなところでしょうか。

Limoはこのアートコンペで審査員賞をとって、一気に活動の幅が広がりました。

紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA 2023

大阪からアジアへ。アジアから大阪へ。次世代アーティストが集う新感覚のアートフェア開催!…

✔︎値段を安めに設定する。

アート作品は高額な価格設定が多いですよね。

そこをあえて材料費にプラスくらいの価格(1万円〜2万円)にして、

名刺代わり

に作品を売って、広めるのも手です。

 

アートの価格を決めるのは非常に難しいですが、

もし、

10万円くらいの価値に見える作品が1万円だったら、

無名の作家だったとしても、試しに買ってみたいって思ってくれる人は多いはずです。

 

また、知り合いや家族が買いやすい価格にしておけば、数点はすぐに売れます。

ちなみにLimoの一番最初の作品は父親が(私の知らないところでこっそり)購入してくれてました。笑

 

Limoの作品を知り合いに見てもらった結果、

人によってはLimoの30×30cmの作品を15万〜20万くらいの価値に見えると言ってもらたので、

最初は5万円で売り始めたら、すぐに買い手がつきました。

 

それから2年弱後の現在。

同じ大きさの作品の価格は8万円にしました。

今後ちょっとずつ価格は上げていく予定です。

 

現在、目黒にあるホテル雅叙園東京の文化財『百段階段』にてLimo作品を直接観ることができます。

販売もしております。

 

空間だけでもとても素敵なので、ぜひ、お越しください。

会期2020年9月11日〜10月11日

ホテル雅叙園東京 – ホテル雅叙園東京【公式】│HOTEL GAJOEN TOKYO

ホテル雅叙園東京と、アジア最大のオンラインギャラリーを運営する株式会社タグボートの共同主催で開催する特別企画。「TAGB…

 

✔︎ギャラリーの取り扱いになる。

 

ギャラリーの取り扱い作家になると、買い手がつく可能性が一気に上がります。

ギャラリーの取り扱い作家になると、

一気に作家の信頼が増すんですよね。

 

またギャラリストから定期的にアドバイスももらえるので、

ギャラリーに作品を取り扱ってもらうのはとてもお勧めします。

 

現在、Limoの作品を取り扱ってくれているギャラリーは

タグボートトライセラです。

@GALLERY TAGBOAT

現代アート販売の@GALLERY TAGBOATは絵画・版画・写真・彫刻作品を販売する国内最大級の現代アートのECサイト…

 

TRiCERA ART | Marketplace of Global Contemporary Art

Find 0 original artworks & mixed-media-artists by Limo. Chec…

 

 

登録料や維持費などはありません。

作品が売れ場合にマージンが発生する仕組みなので、作家にとってリスクなしです。

 

どちらのオンラインギャラリーからも定期的に作品が売れています。

 

 

ギャラリーに作品を取り扱ってもらうためには、そのギャラリストに自分と自分の作品を知ってもらうことです。

まずは自分の作品を取り扱った欲しいことをしっかりと伝えましょう。

 

Limoもタグボート の取り扱い作家になったことで、展示の機会がぐっと増えました。

現在展示している目黒にあるホテル雅叙園東京の文化財『百段階段』

もタグボート 作家の中の30人が選ばれています。

 

会期2020年9月11日〜10月11日

ホテル雅叙園東京 – ホテル雅叙園東京【公式】│HOTEL GAJOEN TOKYO

ホテル雅叙園東京と、アジア最大のオンラインギャラリーを運営する株式会社タグボートの共同主催で開催する特別企画。「TAGB…

 

✔︎作品が売れているように演出する。

 

どんなに素敵な作品だったとしても、1点も売れていなければ、人気のない作家・作品の価値が低いと感じさせてしまいます。

アート作品は投資目的もあるので、人気がある・人気が出そうな作家であるっていうのが、

売るための条件のひとつだったりします。

 

もちろん、有名な美大も出ていない無名の作家の作品を売ることは難しいですよね。

ですが、工夫次第で、売れているように演出することは可能です。

 

 

ゆくゆくは実際に売れるのが一番ですが、買う人の気持ちを考えると、最初はしっかりと戦略をねって、売れているようにみせることも大切な気がしますよ。

 

Limoが実際にやった具体的な方法はまた違う記事にまとめたいと思います。

まとめ

『無名な作家の作品の売り方5選』

✔︎作品を持ち歩く。

✔︎ブース型のアートコンペに出展する。

✔︎値段を安めに設定する。

✔︎ギャラリーの取り扱いになる。

✔︎作品が売れているように演出する。

でした。

 

今の時代、個人の時代です。

SNSを上手く活用することで、個人的に作品が売れているという話もたびたび聞きます。

(残念ながら、LimoはSNS経由で作品が売れたことは一度もありません)

今回まとめた

『無名な作家の作品の売り方5選』

に+SNSを上手に活用したら、

自分が生み出した作品が誰かに買われるのは、全くもって、夢ではありません。

 

『どうせ美大も卒業していないし』

と諦めて、腐ることなく、毎日コツコツ工夫して、ゆくゆくは完売作家への道を進みたいものです。

 

私もまだまだなので、もう少しSNSに時間を割きつつ、もっともっと活動を重ねていきたいと思います。

この記事がどなたかのお役に立てたら嬉しいです。

 

Limo

 

 

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